エル・エー代表。成蹊大学法学部法律学科卒。これまでに複数の資格受験指導校に在籍。これまでの経験をもとに、低価格な講座を提供し、かつ社会貢献をできる学校を目指した、エル・エーを立ち上げる。
趣味はサッカー観戦。Jリーグ、大分トリニータのサポーターでもあり、観戦のために関東各地に出没。
血液型O型。36歳。 |
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12年4月23日 |
『平清盛』 |
大河ドラマ『平清盛』の視聴率が著しく悪いということで、しばしば話題になっている。
数字だけを追うとなればこの時点でも不成功の大河ドラマということになるのかもしれないけれど、個人的には嫌いではない。むしろ好き。
そもそも放映開始から兵庫県知事とやらが「画面が暗くて汚い 見にくい」などとケチをつけたことから、ネガティブキャンペーンは始まった気がする。
画面が暗いのはそちらの視力のせいでしょうと言いたくもなるのだが、それよりも自分の発信力を肝に銘じたほうが良い。公人の立場で言う発言ではないだろうに。
兵庫県知事などという大そうなお立場にあられることで、何を言っても許されるとでも思われたのだろうか。次の知事選の結果がどう出ることやら。
このドラマに対する批判?としては、前出同様の画面のことと、「時代がよくわからない」というものが殆どのようである。
そう、大河ドラマといえば、「戦国時代」「徳川家」「幕末」くらいしか近年ではヒットしないと言っても良い。気がする。
そう見ると、平清盛というのは日本史で聞きかじってはいるが、何をしたのかを学んだ覚えが殆どない。どうやら、他の人も多くはそのようだ。
ただ、私は「このドラマは丁度良い機会だ。源平の頃に明るくないので、これをキッカケに知識を深めることができる」と思った。時代は1000年と少し、戦国武将が各地を治めるようになった戦国時代と比べて、町が整備されていなくても不思議ではない。また、このころは衣服の布も貴重なものであったので、使い回しをされて汚くなっていたという説明も納得がいく。いつも仕立ての良い服ばかりを着ている知事さんには理解できなくても無理はないか。
そう考えると、いつもの大河とは違う「汚い」映し方も、このような時代だったのかと思えるはずなのだが、そう思い至らない人が多いらしい。
また、藤原家や朝廷内での権力争いなどについても「ややこしい」と感じた人が多いそうな。小説やドラマの中でも良くある話だと思うのだが、時代を知らないと、他のことまでややこしく感じるのかもしれない。まあ確かに同じような名前ばかりが登場するのは、ややこしいと言えばそうだが、それもこの時代の常であるわけで、大河ドラマを見るにはその程度の懐を持ってなければならないということだと思う。
去年の『江』は冒頭付近で「んな馬鹿な」が連続したため2月頃にはリタイアしてしまったが(明智光秀が切腹間際に江のことを呟いたのが決め手となった)、今回の「平清盛」は十分に見られる、面白い作品だと思っている。ただ、ライトユーザー向きではないのだろう。そういう懐の深さを持った大河ファンが少なくなったというのは、少し残念だ。
今回のドラマ、もう視聴率が上がることは期待薄ではあると思うが、制作者の皆様にはぜひ頑張って、最後まで作品を全うして欲しい。わかる人には、きっとわかるのである。 |
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